手作りメープル商品化 日光の恵み存分、風味濃く 農園経営の青木さん、道の駅などで販売

メープルシロップ「十石坂カエデの詩」

 【日光】室瀬で農業を営む「十石坂 青木農園」の代表青木武夫(あおきたけお)さん(76)はこのほど、農園の一画に植えるカエデの樹液を使ったメープルシロップ「十石坂カエデの詩」を新たに商品化し、販売を始めた。青木さんは「日光の自然の恵みを存分に受けたメープルシロップを多くの人に楽しんでもらいたい」と話している。

 十石坂カエデの詩は、青木さんが約50年前に植えた30本のイロハカエデから採取した樹液を使用している。樹液を70分の1の量になるまでじっくり煮詰めるなどして精製し、風味が濃いのが特長だ。

メープルシロップ「十石坂カエデの詩」

© 株式会社下野新聞社