新型コロナウイルスの影響で4度延期されている、核拡散防止条約 NPT再検討会議が、ことし8月に開かれることが決まりました。
議長を務めるアルゼンチンのスラウビネン氏は、ことし8月1日から26日までの間にニューヨークの国連本部で会議を開催することを明らかにしました。
5年に1度核軍縮について話し合うNPT再検討会議は、当初おととし4月に開催される予定でしたが、新型コロナの影響でこれまでに4度延期されています。
広島県被団協の箕牧智之理事長は「ロシアのウクライナ侵攻が続くなかで核の脅威が高まっている。ぜひとも良い方向になることを望みたい。」と開催の意義を強調しています。