長崎国際大で卒業式 スペシャリスト目指し努力を 佐世保

安東学長(右)から証書を受け取る卒業生=佐世保市、長崎国際大

 長崎国際大の卒業式が12日、佐世保市ハウステンボス町の同大であり、大学生と大学院生の計462人が思い出を胸に学びやを巣立った。
 新型コロナウイルス感染防止のため、卒業生と教職員のみが出席。国際観光学科、社会福祉学科、健康栄養学科、薬学科の大学生代表と大学院生代表の計2人が卒業・修了証書を受け取った。
 式辞で安東由喜雄学長は「成長するための努力なくして真の成功はない。その道のスペシャリストを目指して努力を続けてほしい」と激励した。
 卒業生を代表して社会福祉学科の原口春香さん(22)があいさつ。コロナ禍で苦しい学生生活が続いたが、「前向きに考えることができたのは、最高の仲間たちに巡り会えたから。それぞれの分野で活躍し、一人一人が託された使命を精いっぱい果たしたい」と誓った。


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