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プロの舞台人を育成するハウステンボス歌劇学院(坂口克彦学院長)の第8期生卒業式が2日、長崎県佐世保市のハウステンボス(HTB)内のホテルヨーロッパであり、卒業生5人が憧れの舞台に向け決意を新たにした。
昨年5月に入学。寮生活を送りながら、舞踊や演劇、琴などの和楽器、メークなどを学んできた。5~10日にHTB内の劇場で初舞台を踏む。
卒業式で坂口学院長は「支えていただいた方々に感謝し、恩返しをしてほしい」とあいさつ。卒業生代表の山口優伽さん=東京都出身=は「同期と過ごした日々はかけがえのない宝物。どんな時も初心を忘れず、真っ白な心で舞台に真っすぐ突き進んでいく」と力強く述べた。
福岡県出身の加藤彩楓(さやか)さんは「高校生の時にハウステンボスで見た歌劇団に憧れて、舞台に立つことを目指してきた。かっこいい、美しいと思っていただけるような男役になりたい」と意気込みを語った。