中津市のワクチン接種で使用済み注射器使う 大分

中津市で新型コロナワクチンの接種中のミスがありました。一度使った注射器を誤って別の人に使ったということです。

中津市によりますと、12日に市内の集団接種会場で、接種を受けに来た人に注射したところ、注射器にワクチンが入っていませんでした。別の注射器で接種を受けましたが、その後の市の調べで、1回目に使われた注射器が、別の人に使用済みの注射器だったことがわかりました。

市は、14日までに2人に対し、肝炎ウイルスなどの検査を行い、健康状態に異常はありません。市によりますと、本来、使用済みの注射器は、廃棄容器に捨てられますが、誤って未使用の注射器が入っているトレーに戻してしまったことと、注射前に中身を確認しなかったことが原因ということです。

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