FIFAクラブワールドカップを制覇したチェルシーが、UEFAチャンピオンズリーグ連覇を目指しリールと対戦。前代未聞だったラウンド16組み合わせ抽選会で２回とも引き当てた相手だけに、巡ってきた幸運を活かしたい。
チェルシー、CLリール戦が中立地開催に変更か フランスのワクチン実質義務化で入国困難に
マッチプレビュー
チェルシー
・過去10回のフランス勢とのホーム戦でチェルシーは１敗しかしておらず（６勝３分）、2016年3月にパリ・サンジェルマンに敗れただけだ。
・昨シーズンの開幕以来、チェルシー（13勝）よりCLで勝利しているのはマンチェスター・シティ（15勝）とバイエルン・ミュンヘン（14勝）のみ。
・トーマス・トゥヘル監督は、決勝を含めCLノックアウトラウンドの試合で勝率73％を記録（11戦8勝）。CLノックアウトラウンドで、10試合以上指揮した監督でトゥヘルより高い勝率を誇るのは、ビセンテ・デル・ボスケ（80％：14戦12勝）、ユップ・ハインケス（86％：16戦14勝）、ジネディーヌ・ジダン（88％：16戦14勝）の３人でだけだ。
リール
・チェルシーとは2019-20シーズンのグループステージで対戦した経験があり、ホームとアウェイの２試合とも1-2で敗れた。
・リールにとってイングランド勢との対戦は９試合目、チェルシーとは３試合目になる。チェルシー以外との対決は全てマンチェスター・ユナイテッドで、勝利したのは2005年11月の一戦だけだ（２分５敗）。
・最小限の欠場者で敵地スタンフォード・ブリッジに乗り込むリール。試合前の時点で離脱が確定しているのは、ふくらはぎを痛めたエンジェル・ゴメスだけだ。
