在宅起訴の藤田市議 広島市議会の解散求める決議案提出

河井夫妻による大規模買収事件をめぐり、在宅起訴された広島市議の1人が議会の解散を求める決議案を提出しました。

17日、最終日を迎えた広島市議会では、午前10時から本会議が予定されていましたが、各会派の協議が長引き約1時間20分遅れで始まりました。

議会の解散を求める決議案は在宅起訴された藤田博之市議が提出し、「議会の信頼回復には議員個人の辞職を求めるだけでなく議会を一旦解散し、選挙で選出された議員で再出発する必要がある」としています。

17日の市議会では藤田市議を含む在宅起訴された6人の市議に対する辞職勧告決議案が提出され可決される見通しです。

藤田市議は解散を求める決議案のなかで、「市民が選んだ議員を他の議員が決議案を提出し、辞職勧告するのは本来行うべきではない」として、辞職勧告決議案の提出に反対しています。

© 広島ホームテレビ