20日(日)北陸以北の日本海側を中心に雪や雨 太平洋側は天気回復 広くこの時季らしい気温に

 あす20日(日)は、日本海側で雲が広がり、北陸以北を中心に雪や雨の降る所がありそうだ。
 太平洋側では天気が回復する見込み。21日(月)春分の日にかけて、この時季らしい気温の所が多くなりそうだ。

19日(土)は高知・佐賀でさくら開花 東京は開花ならず

19日(土)午後2時ごろの東京のさくら標本木=場所:千代田区(靖国神社) 撮影:宮崎由衣子

 きょう19日(土)の日中は、東・西日本の太平洋側を中心に晴れ間があり、4月並みの陽気となった所があった。
 午前に高知、午後に佐賀でさくらの開花が発表された。
 東京では開花の発表はなかったが、いくつか花びらが膨らんだものも見られた。

19日(土)夜にかけて北海道太平洋側を中心に大雪警戒 東・西日本も雷雨に注意

 きょう19日(土)夜にかけて、低気圧が発達しながら三陸沖を北上する見込みだ。北日本では、北海道の太平洋側を中心に大雪や猛ふぶきに警戒が必要。
 また、東・西日本では上空の寒気の影響などで大気の状態が不安定となっていて、午後5時現在、所々で雨雲が発達している。先日の地震で揺れの大きかった東北南部でも雨の降っている所があり、土砂災害などに注意が必要。関東など、日中日差しのあった太平洋側の地域でも、夜にかけて急な強い雨や雷雨に注意が必要だ。

あす20日(日) 日本海側で雨や雪 太平洋側は天気回復

 あす20日(日)は低気圧が離れ、西から高気圧に覆われて、日本付近は北日本を中心に冬型の気圧配置となる見込み。日本海側では雲が広がり、北陸以北の日本海側を中心に雪や雨の降る所がありそうだ。一方、太平洋側では天気が回復して晴れる所が多い見通し。再び空気が乾燥するため、火の取り扱いに気をつけたい。
 また、北・東日本を中心に引き続き強風に注意が必要だ。最低気温、最高気温ともに平年並みの所が多い予想。関東では、日中はきょう19日(土)と比べると3℃前後気温が低くなりそうだ。

21日(月)春分の日 西日本で雨の範囲広がる

 連休最終日となる21日(月)春分の日は、北・東日本では晴れる所が多いが、新潟以北の日本海側では昼頃にかけて雪の残る所がありそうだ。低気圧や前線が近づく西日本では、次第に雨の範囲が広がる見込み。
 気温は、20日(日)に引き続き、朝・日中ともにこの時季らしい気温の所が多くなりそうだ。

(気象予報士・宮崎由衣子)

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