“エル・クラシコ”は驚きの展開に!バルセロナが大量4発で宿敵レアルは撃破

 ラ・リーガ第29節が20日に行われ、レアル・マドリードとバルセロナの“エル・クラシコ”が勃発した。

今季最後の“エル・クラシコ”勃発!試合前に知っておきたい3つのこと

 初対戦から100年以上の歴史があり、世界で最も有名なダービーの一つに挙げられる“エル・クラシコ”。本拠地サンティアゴ・ベルナベウで大一番に臨むレアルは、カリム・ベンゼマの負傷によりセンターフォワードを配置しない4-6-0システムを採用。一方バルサは、ピエール=エメリク・オーバメヤンやフェラン・トーレスなど、今冬加入した選手がスタメンに名を連ねた。

 シーズン前半のリベンジを狙うバルサは、29分にウスマンヌ・デンベレが右サイドを突破し右足でクロスを供給。オーバメヤンがヘディングシュートを放ち、バルサが先制点を奪取する。勢い付くバルサは38分、右CKを獲得しデンベレがクロスを供給。ロナウド・アラウホが高い打点からヘディング弾を沈め、バルサがリードを広げて試合を折り返す。

 ゲームの主導権を完全に掌握したバルサは後半開始間もない47分に、フレンキー・デヨングのパスを受けたオーバメヤンが、ヒールでスペースにボールを送る。走り込んだF・トーレスが右足で流し込み、バルサが決定的な3点目を奪う。さらに4分後には、今度はF・トーレスのお膳立てからオーバメヤンがネットを揺らしドブレーテ(1試合2得点)を達成。衝撃の展開で、バルサが4-0でレアルを完全撃破した。

バルサが大量4発で宿敵レアルを粉砕 Photo Soccrates Images

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