【佐野】葛生東1丁目の葛生伝承館の壁面にあるフレスコ画を多くの人に知ってもらいたいと、葛生小6年生がパンフレットを作った。地元学習の一環として、フレスコ画の魅力などを紹介。葛生地区の5カ所で16日から配布されており、同校は「子どもたちの地域に対する思いや学びの結晶。ぜひ手に取ってほしい」と呼び掛けている。
作成したのは、6年の全児童22人。4年の総合学習の時間に葛生地区で多く産出される石灰について学び始め、石灰の成分を生かして制作するフレスコ画を知った。本年度は同館のフレスコ画制作現場を見学し、卒業制作としてはがきサイズのフレスコ画も作った。