豪雨からの復興着々 大分

 7月豪雨で甚大な被害を受けた日田市天瀬町。復旧・復興に向けた取り組みについて原田市長が知事に報告しました。原田啓介日田市長や大分大学の鶴成悦久教授らが出席しました。日田市は、復興に向けて地域住民が住み心地に満足することや観光消費の回復などを目指しています。2022年2月に行われた玖珠川に明かりを灯す「灯りの実証実験」や、大分大学と合同で実施した防災に対する意識調査や避難訓練などの取り組みを知事に報告しました。また豪雨で氾濫した玖珠川の改修計画については、護岸が出来たときの状況をVRを使って確認し、イメージを膨らませました。

 原田啓介日田市長「一方的に市や行政が決めるという話ではなくて、今できること、お互いがしないといけないことがあるので(住民と)対等な立場で一つの課題を解決していきたい」

 県によりますと、7月豪雨による県内の被害額は626億円に上っています。

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