ロシアの軍事侵攻を受けているウクライナ避難民の受け入れ支援に関し、黒岩祐治知事は22日の定例会見で県営住宅100戸、県住宅供給公社の住宅21戸を確保したと明らかにした。
10日に横浜市神奈川区の「多言語支援センターかながわ」に開設した相談窓口には、18日現在で71件の相談が寄せられた。県内への避難に関する具体的な相談案件も3件あるといい、知事は「希望を確認しながら、きめ細かい対応をしていきたい」と述べた。
県は27日に、同市西区の横浜ランドマークタワーランドマークプラザ1階で、神奈川フィルハーモニー管弦楽団によるミニ演奏会やウクライナ関係者のトークイベントを行い、人道支援の募金活動を実施する。知事は「多くの人に来場してもらい、寄付に協力してほしい」と呼び掛けた。