682人学びや巣立つ 長崎県立大で卒業式

代田経営学部長から学長賞を受け取る森さん(右)=佐世保市、県立大佐世保校

 長崎県立大の卒業式が22日、佐世保校(佐世保市川下町)とシーボルト校(西彼長与町)であり、682人の学生が学びやを巣立った。
 新型コロナウイルス感染拡大防止のため、出席者を学生に限定。両キャンパスの教室で学科ごとに分かれて実施した。
 経営学部経営学科では代田義勝学部長が成績最優秀の森華子さんに学長賞を授与。その後、一人一人に卒業証書を手渡した。地域創生研究科では地域社会マネジメント専攻の王源欣さんが学長賞を受けた。
 式後、卒業生らは友人や恩師らと写真撮影するなどしていた。地元の佐賀県伊万里市に戻り、金融機関で働く経営学科の中村優希さん(23)は「特にゼミ活動を通して、知識や仲間などを得ることができた。卒業後は地域活性化のために取り組んでいきたい」と話した。
 就職内定率は95.1%で前年同期比1.8ポイント減。県内就職率は31.9%で同2.2ポイント増えた。


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