王冠は「重い」「下を向くと首が折れそう」 エリザベス女王のチャーミングな姿 ドキュメンタリー映画予告

英国の君主エリザベス2世を題材としたドキュメンタリー映画「エリザベス 女王陛下の微笑み」の劇場公開日が6月17日に決まり、予告編とポスタービジュアルが公開された。

公開された予告編では、25歳の若さで即位した際の映像とともに、「重いわね」「下を向くと首が折れそうなの」と王冠を前に語るエリザベス2世のチャーミングな言葉から始まる。「皆様にお分かりいただきたいのです。女王も結構大変だと」というスピーチ、競馬でを見ながら「ダメよ、負けちゃう!」と言いながら興奮するキュートな姿、「若者にとってアイドルだった」とポール・マッカートニーが語る場面も見られる。

あわせて公開されたポスタービジュアルでは、ほほえむエリザベス2世の姿に、「わたくしのすべてをご覧に入れましょう」というコピーが添えられている。

「エリザベス 女王陛下の微笑み」は、単なるドキュメンタリー映画としてではなく、イギリス流のユーモラスでポップな作品としてエリザベス女王を描いたドキュメンタリー。ビートルズ、エルトン・ジョン、ダニエル・クレイグ、ローワン・アトキンソンなど、セレブリティたちも多数登場し、貴重なアーカイブ映像も使用。これまでのテレビや報道映像では見られなかった“素顔のエリザベス女王”が描き出されている。監督は、「ノッティングヒルの恋人」「ゴヤの名画と優しい泥棒」監督で、昨年9月に65歳で他界し、本作が遺作となったロジャー・ミッシェルが務めた。

今年、生誕95年と在位70周年を迎えるエリザベス2世。6月2日から4日間にわたり、イギリス各地で英国君主として初の‟プラチナジュビリー(70周年の記念式典)“が盛大に行われる。

【作品情報】
エリザベス 女王陛下の微笑
2022年6月17日(金)、TOHOシネマズ シャンテ、Bunkamuraル・シネマほか全国公開
配給:STAR CHANNEL MOVIES
© Elizabeth Productions Limited 2021

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