新型コロナウイルス感染症を巡り、神奈川県内で23日、10人の死亡と、10歳未満～90代の男女2831人の感染が新たに確認された。県内の自宅や宿泊施設での療養者の数は22日時点で2万8836人になった。3万人を下回るのは1月25日以来となる。
横浜市中区の70代男性は、3月2日に陽性と判明。入院したが20日に亡くなった。同市磯子区の70代男性は、8日に発熱し、陽性が判明。9日に亡くなった。同市保土ケ谷区の90代女性は18日に陽性が判明。状態が悪化したため19日に入院したが、同日亡くなった。同市南区の60代女性は、18日に自宅で倒れているところを発見され、救急搬送された。病院到着時は心肺停止状態で同日亡くなった。
藤沢市の90代男性は新型コロナ以外の疾患で入院中の2月22日に陽性が判明。当初は軽症だったが容体が悪化し3月15日死亡した。
クラスター（感染者集団）が発生した施設に入所していた横須賀市の70代女性は19日に陽性が判明、22日に別の疾患で亡くなった。
県は、新たに243人が自主療養したと発表した。自主療養の累計は、1万6248人になった。
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相模原市は23日、16～23日の間に在日米陸軍関係者2人が感染したと発表した。
