ウクライナ侵攻に「強い憤り」 オデッサ市と姉妹都市の横浜市、議会で非難決議 全会一致で可決

横浜市会本会議(資料写真)

 ウクライナ侵攻への非難決議を全会一致で可決 横浜市会第1回定例会は23日に本会議を開き、ロシアによるウクライナ侵略を非難し、国際紛争での武力行使の根絶を求める決議案を全会一致で可決した。

 決議では「子どもをはじめ多くの民間人が犠牲となっており、強い憤りを覚える。核兵器による威嚇が行われたことは決して容認できない」と非難。ロシアに対して攻撃の即時停止と撤収を求めた。

 渡辺忠則市会運営委員長は、決議案の提案理由について「平和を希求し、オデッサ市を姉妹都市とする横浜市民にとって、許すことのできない暴挙」と説明。「あらためて平和の大切さを訴え、横浜市としてできる限りの支援を行うことを誓う」と述べた。

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