【レビュー】KingCamp(キングキャンプ)の「電気寝袋」はヒーター内蔵で一年中活躍!

寒い冬もようやく終わり、春になれば暖かい日も増えてポカポカ陽気でキャンプをするには最適の季節ですよね。しかし、日中の暖かさの反面、春キャンプで注意したいのは夜や朝の思いがけない冷え込みです。3~4月でも朝は0℃まで冷え込むことがあるので、そんな時にオススメの一年中使えると話題のKingCampの「電気寝袋」をご紹介します!

KingCamp(キングキャンプ)ってどんなメーカー?

筆者撮影

そもそも、皆さんはKingCamp「キングキャンプ」というアウトドアメーカーをご存じですか?

KingCamp「キングキャンプ」本社は中国の北京にあり、正式名称は「北京康尔建業旅行用品有限公司」といって、アウトドア、ハイキング、キャンプ、旅行用品、レジャー用品などを開発しているアウトドアメーカーです。

中国製品と聞くと敬遠される方もおられますが、近年では「ネイチャーハイク」をはじめ、低コストながら品質も良くなってきています。

自分のスタイルにあったリーズナブルな製品で十分に満足できますよ。

KingCamp(キングキャンプ)の人気商品:コット・折りたたみテーブルを紹介!

KingCamp「キングキャンプ」の人気商品といえばコットやアウトドアテーブルで、他のメーカーとは一味違った特徴があるんです。

まずは「電気寝袋」のレビューの前に、KingCampのなかでも人気のあるアイテムをご紹介します。

人気アイテム1:KingCamp 「2wayコット」

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KingCampの「2wayコット」はハイ&ローの2段階高さ切替が可能で、ハイコットとして地面から高さ41cmあり、ベッド下のスペースに荷物を置く事も可能です。

ローコットにすると高さ17cm、狭いテント内でのベッドとしても使える折りたたみ式なので、コンパクトで家や車に置いても省スペースですよ。

また、雪上キャンプでは地面に雪がある場合にそのままハイコットで利用し、芝生サイトでインナーテントを利用する場合にはローコットで快適に利用できますよ。

人気アイテム2:KingCamp 「折りたたみ ローテーブル」

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KingCampの「折りたたみ ローテーブル」は天板やフレーム部分はサビに強いアルミ製で、汚れてもサッと拭き取るだけでOK。

天板は耐磨耗性と耐熱性がバツグン、加熱した鍋、湯沸し等、高熱なものを直接置いても大丈夫です。

脚の固定方法に特徴があり安定感も抜群で、軋み音も発生しません。

耐荷重が80㎏もあるので、重量がある物を置いてもビクともしませんよ。

また、フレームの先込み部分が楕円形になっており、脚先には滑り止めと高さの調節機能が付いているので凸凹の地面でも安定感を発揮できますよ。

KingCamp(キングキャンプ)の「電気寝袋」を冬キャンプで実際に使ってみて感じた5つの魅力

筆者撮影

KingCampの「電気寝袋」は外側の封筒型シュラフと、内側の電熱パッド付きインナーシュラフの2層構造になっています。

インナーシュラフを取り外して、ブランケットとシュラフとして分けて使う事も可能です。

また、インナーの発熱パッドも取り外して単体で使用できるので、気温が暑くなってきた季節には取り外して夏用シュラフとして一年中快適に使用する事ができますよ。

KingCamp「電気寝袋」

  • サイズ:高さ(190 + 30)× 幅80cm /収納サイズ(約):42×29cm
  • 重さ:3.4kg
  • 快適使用温度:0℃〜10℃(リミット使用温度(約):−5℃、最低使用温度(約):−17℃)
  • 電熱ヒーター温度:40~55℃(3段階調整可能)
  • 電源:USB給電式

それでは、実際に筆者が冬キャンプでKingCampの「電気寝袋」を使ってみて感じた5つの魅力をご紹介します。

【魅力1】加熱ヒーターで氷点下でもポカポカ!

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冬キャンプで使ってみましたが、胸(二つ)、腰(一つ)、脚部(一つ)の3箇所に加熱ヒーターを内蔵しており、氷点下8℃の雪上キャンプでもポカポカで一度も寒くて目が覚める事はありませんでした。

筆者は今まで冬はイスカ「エアプラス630」のダウンシュラフを愛用しており、氷点下15℃までがリミットですが、それよりもヒーター内蔵の方が暖かく感じますよ。

【魅力2】モバイルバッテリーで充電できる!

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KingCamp「電気寝袋」は3段階調温可能で、ボタンを押すだけで強(赤)・中(青)・弱(緑)40℃〜55℃までの3段階温度を変更できます。

加熱シュラフはUSB充電式で、シュラフ内にモバイルバッテリーを収納できます。

電気毛布が寝袋の中に入っているような暖かさで、どんな寒さでも快適に眠れる事は間違いありません。

【魅力3】圧縮できて持ち運び便利!

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KingCampの「電気寝袋」は寝袋自体に圧縮バンドが付いているのでコンパクトにする事ができて、専用の大きめの収納バックに収納できますよ。

冬キャンプで、冬用ダウンシュラフと電気毛布とポータブル電源を利用する事と比べれば、半分以下の荷物量に減らす事が出来るのは嬉しいですね。

【魅力4】電熱ヒーターは分離可能だからオールシーズン使える!

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KingCampの「電気寝袋」は、外側のアウター寝袋と電熱ヒーター内蔵のインナー寝袋の2重構造になっており、インナー寝袋は簡単に取り外し可能です。

そのため、

  • 冬:2重構造で電熱を使ってポカポカ
  • 春&秋:電熱ヒーターを使わず2重構造でそのまま使える
  • 夏:インナーを外してアウター寝袋だけで使用できる

といった具合に、一年を通して使用できるので便利ですよね。

【魅力5】大きめなサイズ感で布団のように眠れる!

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KingCampの「電気寝袋」は、長さ220cm×幅80cmの大きめサイズのため、コットよりも大きくゆったりと眠る事が可能です。

冬場は防寒のためにマミー型の寝袋を利用する方が多く、就寝時の窮屈感が拭えませんが、封筒型であれば自宅の布団と毛布のように使え、横幅もある分、快適な寝心地を得る事ができますよ。

KingCamp(キングキャンプ)の「電気寝袋」をオススメしない人

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一年を通してオールシーズンのキャンプで使用できるKingCamp「電気寝袋」ですが、全ての人に受け入れられる訳ではありません。

寒い時期にキャンプをしない人

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快適に眠れるKingCamp「電気寝袋」ですが、暖かい季節にしかキャンプをしない人にはオーバースペックの寝袋といえます。

特徴の電熱ヒーターは寒い冬場にこそ効果を実感できるので、そもそも冬キャンプに行かない人には無用の長物だと思います。

寝袋のコンパクト化が必須の人

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暖かく寝心地抜群のKingCamp「電気寝袋」ですが、登山などで寝袋をコンパクトにして軽量化を図りたい人にはオススメできません。

冬用ダウンシュラフは最軽量なものだと1,000g弱で保温性も高く軽量なのがウリですが、サイズも大きく重量も3倍のKingCamp「電気寝袋」では、そもそも登山に使うのが困難です。

KingCamp(キングキャンプ)の「電気寝袋」で一年中キャンプの睡眠を快適に!

筆者撮影

筆者がキャンプを始めた頃は、夏キャンプがメインで雪の降る冬場にキャンプをするなんて、とても信じられませんでした。

しかし、キャンプを始めて10年以上経ちアウトドア環境に慣れてきた今では、春夏秋冬一年中キャンプを楽しんでいます。

そのため、キャンプが楽しいと思っている初心者の方こそ、最初に寝心地も良いKingCamp「電気寝袋」で一年中キャンプを快適に楽しんでみてはいかがでしょうか。

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