未来のためにできることは? 九州文化学園 5組が取り組み報告

SDGsについて研究したことを英語で発表する中学生=佐世保市、長崎国際大

 学校法人九州文化学園(長崎県佐世保市、安部直樹理事長)が取り組んでいる、国連の持続可能な開発目標(SDGs)についての発表会「わたしたちの未来のために」が17日、同市ハウステンボス町の長崎国際大であり、関係者ら約120人が参加した。
 同学園は昨年の「みんなで考えるSDGsの日」(3月17日)に、SDGsを学園全体で推進すると宣言。以降、運営する同大や短大、専門学校、高校、小中学校、幼稚園で、食品ロス削減や古紙回収などに取り組んできた。
 この日は、同宣言から1年経過したことを記念して、5組が1年間取り組んできた成果を発表。SDGsについて研究したことを英語で発表した小中学生が、最優秀賞を受賞した。また、年間で最も有意義な推進活動をしたとして小中学校が表彰された。
 安部雅隆法人本部長は「今後は差別化を図るため、本学園でしかできないことを設定する必要がある。18項目目を考えながら、今後も推進していきたい」とあいさつした。
 この他、東京海上日動火災保険の小石原健二佐世保支社長による講演や、植樹式などがあった。


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