花博開幕まで5年 横浜・みなとみらいで記念イベント 山中市長「市民と一緒に盛り上げたい」

オープニングイベントで挨拶する山中竹春市長=クイーンズスクエア横浜

 2027年に横浜市で開催する国際園芸博覧会(花博)に向け、開幕5年前イベント「FLOWER YELL 2027~明日への応援花~」が24日、クイーンズスクエア横浜(同市西区)で始まった。26日まで。市と2027年国際園芸博覧会協会の主催。

 会場のクイーンズサークルでは、新型コロナウイルス禍で不自由を強いられている人たちを花の力で元気づけようとガーベラを無料配布するほか、市内在住のフラワーデザイナー小泉吉寿氏がデザインした花束のオブジェ(全長5メートル)を設置。桜をベースにバラやコデマリなど色とりどりの花が生けられ、甘い香りを漂わせている。

 初日のオープニングイベントに登壇した山中竹春市長は、博覧会を「SDGs(持続可能な開発目標)の実現や自然環境を一層尊重する社会に向けて前進する大きな契機」と位置付け、「開催に向け市民と一緒に盛り上げていきたい」と意気込んだ。

 イベントは午前11時~午後6時。25日の午後3時と26日の午前11時には、花言葉が「希望」「前進」とされるガーベラを先着順に配布する。

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