社会人野球の神奈川県春季大会は24日、サーティーフォー保土ケ谷球場で準決勝と決勝が行われた。今季の初陣となった三菱重工Eastは決勝で先発したルーキー森が試合をつくるも、継いだ大沢がENEOSの猛打に遭った。佐伯監督は「大沢も安定感のある投球をしていたので自信もあったが、ENEOSの打線が上だった」と悔しさをにじませた。
青学大出身の森は直球で押し続けた。初回こそ3連打を浴びるなどで2失点したが、二回以降は4イニングを無安打に抑え三塁を踏ませなかった。敢闘賞の活躍も「内容は満足できるものではない。高みを目指してほしい」。指揮官の厳しい言葉は期待の裏返しだ。
昨季は日本選手権で準優勝も、都市対抗大会は初戦敗退。「個々の課題をそれぞれで克服しスキルを上げていく」。夏への宿題は明確のようだ。