【逗子市議選】20、30代の候補者ゼロ 直近5回で初めて 「若者の意見が反映されるのか」との声も

逗子市役所

 27日に投開票される逗子市議選。17議席を巡り25人が立候補し舌戦を繰り広げているが、20、30代の候補者はゼロとなった。直近5回の選挙では初めて。候補者の平均年齢は55.8歳で、2018年の前回選より5歳超上回った。若い世代の有権者からは「若者の意見が市政に反映されるのか」という声も上がっている。

 06年市議選の平均年齢は48.4歳で、最も若かった候補者は27歳が2人、他に30代が8人出馬した。10年の平均年齢は48.8歳、30代が4人だった。14年は平均年齢48.0歳で、最年少は28歳、30代は4人いた。18年は20代はおらず平均年齢は50.5歳に上がったが、30代は4人立候補した。

 ところが、今回は41歳が最も若い。同市民の平均年齢は49.9歳と前回並だが、候補者の平均年齢は一気に5歳上がった。

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