長崎県と市町の連携確認 知事を表敬訪問 県市長会と県町村会

大石知事(中央)と連携を確認した県市長会と県町村会の正副会長=県庁

 長崎県市長会(会長・田上富久長崎市長)と県町村会(会長・一瀬政太東彼波佐見町長)の正副会長が24日、大石賢吾知事を表敬訪問した。田上市長らは連携を呼びかけ、大石知事は「県を盛り上げる取り組みを一緒にやっていきたい」と応じた。全首長が集まり意見交換する機会をつくる考えも示した。
 知事選後初の訪問。田上市長はあいさつで、県が100年に1度の変革期にあると強調し、「長崎の未来を切り開くという同じ方向を向いて進みたい」と述べた。大石知事は「県政に資する連携を第一に考えたい。政策実現は市町との連携が不可欠。コミュニケーションをとりながら、力添えを」と求めた。13市8町すべてを回り、課題や魅力の把握に努めるとした。
 両会は2月の知事選で中村法道前知事を推薦した。田上市長は終了後、「選挙では県民、市民、町民のためを考えてそれぞれ動いた。そういう意味では大石知事と同じ思い。一緒に力を合わせていける」と述べた。


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