全国高校選抜大会 バドミントン 櫻井・南本組(瓊浦)が5位 男子個人複 「インターハイは結果残す」

【バドミントン男子個人ダブルス準々決勝】団体3位に続いて5位と健闘した瓊浦の櫻井(奥)・南本組=宇都宮市、日環アリーナ栃木

 全国高校選抜大会は27日、各地で9競技が行われ、長崎県勢はソフトボール男子2回戦に臨んだ大村工が新島学園(群馬)に9-0で快勝して3回戦に進んだ。剣道男子の長崎南山も3回戦進出。レスリング団体の島原工は3回戦まで進んだが、8強入りはならなかった。
 バドミントン男子個人ダブルスの櫻井煌介・南本和哉組(瓊浦)は5位。男子個人シングルスの奥野天斗(瓊浦)は28日の準々決勝に進んだ。重量挙げ女子64キロ級の坂本泉希(諫早農)はトータル133キロの8位だった。
 28日は各地で9競技を実施する。

◎「インターハイは結果を残したい」 バドミントン、瓊浦高の櫻井・南本組が5位

 バドミントンは個人戦のダブルス4強、シングルス8強が出そろった。男子の瓊浦勢はダブルスで櫻井・南本組が5位、シングルスで奥野が準々決勝進出。林監督は「ダブルスは大逆転負け。4強に入りたかった。奥野は粘ってよく残ってくれた」と総括した。
 櫻井・南本組は準々決勝の第1ゲームを18-9とリードしてから「油断してしまった」(櫻井)。「守りの形に入ってしまって」(南本)19-21で奪われた。第2ゲームは25-10で取り返したが、最終ゲームは16-21で競り負けた。
 コロナ禍の影響で対外試合ができず、実戦感覚がないまま迎えた今大会。林監督は「本番でしか分からない課題が見えた」と振り返り、櫻井は「全然自分のプレーができなかった。インターハイは結果を残したい」とさらなる成長を誓っていた。


© 株式会社長崎新聞社