新型コロナウイルス感染症を巡り、神奈川県内で29日、5人の死亡と、10歳未満～90代の男女3300人の感染が新たに確認された。
横浜市は3人の死亡を発表した。死亡した港北区の50代男性は17日に発熱。19日に心肺停止で救急搬送され死亡した。同日の検査で陽性が判明、死因は脳出血だった。
60代男性は、クラスター（感染者集団）が発生している横浜舞岡病院（同市戸塚区）の入院患者で15日に発熱、16日に陽性が判明し26日死亡した。同病院では職員23人を含め、計166人が感染しており、死者は計4人となった。
90代男性は22日に自宅で倒れているところを発見され救急搬送後に死亡。検査で陽性が判明した。
川崎市は70代男性の死亡を発表。関係者93人が感染している介護老人保健施設の入居者で、1日に陽性が判明。4日に市内の病院に入院し24日死亡した。
相模原市は26日に救急搬送された女性の死亡を発表。搬送先の病院で陽性と判明。循環器系の基礎疾患があったという。
このほか、県は新たに174人が自主療養したと発表した。自主療養の累計は1万7712人になった。
