祝!佐世保市制120周年 記念式典で91人3団体表彰

朝長市長から表彰状を受け取る森永さん(左)=アルカスSASEBO

 長崎県佐世保市の市制施行120周年記念式典が1日、三浦町のアルカスSASEBOであった。関係者は、旧海軍鎮守府の開庁を機に急速に発展した市の歩みを振り返り、節目を祝った。市は地方自治や教育文化などの分野で貢献した91人と3団体を表彰した。
 同市は1902年4月1日に村から市に昇格。全国で54番目に市制施行した。朝長則男市長は「市民の皆さんと時を積み重ね、防衛拠点だけでなく平和産業港湾都市、国際観光都市として発展してきた」と振り返り「次なる時代、未来に向けて挑戦するまちづくりを進めていく」と述べた。
 表彰では、統計調査員を27年6カ月務め勤労功労を受けた森永ヒロミさん=下の原町=が代表で表彰状を受け取った。受賞者を代表して、防災功労の赤木行秀さん=小佐々町西川内=が「佐世保市、市民のために努力し、精進していく」と語った。
 節目を祝って、アルカスSASEBOジュニアオーケストラの演奏などがあった。


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