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長崎県五島市の福江港と、二次離島の黄島、赤島を結ぶ航路に、新造船「おうしまⅡ」(19トン、定員50人)が1日、就航した。
同航路は黄島海運(同市)が運航し、買い物や通院、保育園への通園など島民に欠かせない。3月まで運航した「おうしま」(42トン)が就航から26年たって老朽化していたため、国県市の補助を活用して新船を導入した。
全長約22メートル、幅約4メートル。福江~黄島間の所要時間は30分。1日2往復し、赤島を2回経由する。3月現在の人口は黄島が24世帯35人、赤島が9世帯9人。
この日の第1便には、福江港から工事関係者や釣り客などが乗船。黄島から家族らが乗り、同港に到着した。黄島の天野ヒロ子さん(82)は「座席がきれいで乗り心地が良かった」、同社の廣瀬豊社長は「島民の足として貢献していきたい」と話した。