〈第97回高田城址公園観桜会〉17日まで会期延長 桜の開花遅れのため 上越市

 上越市本城町の高田城址公園で開かれている第97回高田城址公園観桜会の会期が、17日まで延長されることが4日、決まった。桜の開花が想定より大幅に遅れているためで、会期は1週間の延長で23日間となる。

 延長期間中は本部・救護所の開設、ぼんぼり点灯・ライトアップを行う。臨時駐車場の開設、西堀通りの交通規制(午前10時から午後9時まで)、露店・物産店の出店は継続される。飲食の4人以内、短時間、間隔確保。茶屋を除く飲酒禁止なども変更はない。臨時駐車場からのお花見シャトルバスの運行と西堀通り以外の交通規制は行わない予定。

開花が早い薄寒桜のみが咲いている4日の高田城址公園

 同市観光交流推進課は「延長になったので、まだ来場されていない人はコロナ対策の上でお楽しみいただければ」と話した。エコ・グリーンと上越観光コンベンション協会による開花調査によると、開花予想は6日。4日は開花時期の早い薄寒桜のみが咲く状況だったが、好天に恵まれ、家族連れや春休みの学生らが〝花より団子〟を楽しんでいた。

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