山に彩り〝花の共演〟 しまばら火張山花公園 菜の花と桜見ごろ

平成新山をバックに、咲き誇る菜の花を楽しむ来園者=島原市、しまばら火張山花公園

 長崎県島原市上折橋町のしまばら火張山(ひばるやま)花公園(旧しまばら芝桜公園)で、菜の花と桜が見ごろを迎え、黄色とピンクの花の“共演”が来訪者を楽しませている。今週いっぱい続く見込み。
 公園は約10ヘクタール。NPO法人「芝桜公園をつくる会」が維持管理している。現在は園内約3ヘクタールに菜の花約1千万本と、園の入り口付近などのソメイヨシノ約200本が満開。シダレザクラ約30本も彩りを添えている。
 祖母と訪れた同市立第一小の新小学1年、田中心結(みゆ)さん(6)は「晴れた日のお花はきれい」と話した。
 今月下旬ごろには約2ヘクタールに植えた約500万本のポピーが見ごろになる。同会の松本良一理事長(67)は「山に咲く山桜と園内の菜の花が、今年は同時に楽しめる。ぜひ見に来てほしい」と来園を呼びかけている。
 入場には維持管理協力金300円が必要。高校生以下無料。

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