展海峰に広がる『黄色のじゅうたん』 佐世保、菜の花15万本見ごろ

花園一面に咲き誇る菜の花=佐世保市、展海峰

 長崎県佐世保市下船越町の展海峰で、約15万本の菜の花が見ごろを迎え、市民や観光客らが“黄色いじゅうたん”を満喫している。今月中旬頃まで楽しめそう。
 市観光課によると、中央とその周りで咲き具合に多少の差はあるものの、1ヘクタールの花園は、咲き誇る菜の花で埋め尽くされている。市民らはゆっくり散歩をしながら写真を撮ったり観賞したりするなどして楽しんでいる。
 十数年ぶりに訪れたという、県立大4年の正林優奈さん(21)は「花園に足を踏み入れた瞬間に目の前に黄色い景色が広がり、あまりの美しさにびっくりした」と笑顔で話した。


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