マラドーナ氏の“神の手”&“5人抜き”時着用ユニが競売へ…落札額は6億円越えか

 ディエゴ・マラドーナ氏が“神の手”時に着用していたユニフォームが、520万ドル(約6億500万円)で落札されるようだ。

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 競売会社『サザビーズ』が6日に発表した所によると、1986年ワールドカップのイングランド戦でマラドーナ氏が着用していたユニフォームが4月20日に行われるオンラインオークションに出品され、520万ドル以上の値がつく可能性が高い模様。『サザビーズ』責任者のブラーム・ウェヒター氏は、「このシャツは世界で最も重要なスポーツ記念品リストに載っている。こんなに良いものは二度と扱えないだろう。この瞬間はスポーツの歴史の中でも象徴的なものだ」と伝えている。

 マラドーナ氏はメキシコW杯準々決勝イングランド戦で、センタリングが拳に当たって入ったゴールが認められ、以降「神の手」と呼ばれるように。さらに同試合では相手DFを5人交わしてネットを揺らしており、伝説の試合として語り継がれている。ユニフォームは試合後にイングランド代表スティーブ・ホッジ氏と交換しており、ここ20年はマンチェスターのイギリス博物館に貸し出されていた。

マラドーナ氏の神の手&5人抜き着用ユニが競売に Photo Jean-Yves Ruszniewski

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