【新型コロナ】横浜市 3回接種の女性含む4人死亡、963人感染

横浜市役所

 新型コロナウイルス感染症を巡り、横浜市は7日、新たに60代~90代の男女4人の死亡と、10歳未満~90代の男女963人の感染が確認されたと発表した。中等症3人、軽症934人、無症状6人で、20人の症状が分かっていない。

 市によると、亡くなった4人のうち、3人がクラスター(感染者集団)が発生している病院に入院していた。

 東戸塚記念病院(同市戸塚区)に入院していた80代男性は3月9日に発熱し、陽性が判明。同14日に新型コロナによる肺炎で亡くなった。同病院では職員26人、患者71人の計97人の感染が判明しており、死者は計6人となった。

 横浜労災病院(同市港北区)に入院していた60代女性は同24日に発熱し、陽性が判明。4月5日に肺がんで亡くなった。同病院では職員16人を含む計33人の感染が判明しており、死者は計2人となった。

 横浜旭中央総合病院(同市旭区)では入院していた80代女性が死亡。詳細は非公表だが、同病院では職員12人を含む計29人が感染し、死者は初めて。

 90代の女性は2月12日に入院した際の検査で陽性が判明。3月31日に新型コロナによる敗血症性ショックで亡くなった。ワクチンは3回接種済みだったという。

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