【新型コロナ】横浜で3人死亡1104人感染 通所介護施設や病院で新たなクラスター

横浜市役所

 新型コロナウイルス感染症を巡り、横浜市は6日、新たに90代~100歳以上の女性3人の死亡と、10歳未満~100歳以上の男女1104人の感染が確認されたと発表した。中等症1人、軽症1019人、無症状45人、39人の症状が分かっていない。

 市によると、亡くなった3人はいずれもクラスター(感染者集団)が発生している施設や病院を利用していた。

 特別養護老人ホームに入所していた100歳以上の女性は2月18日に発熱し、28日に陽性が判明。3月1日に呼吸苦で入院し、5日に亡くなった。同施設では職員4人を含め、計15人が感染している。

 有料老人ホームに入所していた90代の女性は、3月21日に発熱し、陽性が判明。入院したが、29日に亡くなった。同施設では職員1人を含め、計16人の感染が判明している。

 ふれあい鶴見ホスピタル(同市鶴見区)に入院していた90代の女性は、3月15日に発熱し、陽性が判明。入院したが、26日に亡くなった。同病院では職員11人を含め、計63人が感染し、死者は計5人になった。

 市内では、通所介護施設と金沢文庫病院(同市金沢区)で感染が拡大し、市は新たなクラスターと認定した。

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