長崎県は5日、2021年度県特産品新作展の審査結果を発表した。最高賞の県知事賞には、佐藤製麺所(長崎市)の「長崎鯨つけちゃんぽん」が輝いた。
20年12月以降に市販化し、県産の原材料を使うか県内で製造した商品を対象に計110点の応募があった。▽農産加工品・酒・飲料▽水産加工品▽菓子・スイーツ▽工芸・日用品・その他-の4部門から各1点を最優秀賞に選出し、その中から知事賞を決めた。改良商品を含む「ながさき手みやげ大賞」も選んだ。
長崎鯨つけちゃんぽんは1926(大正15)年創業の佐藤製麺所が伝統製法で作った「つけちゃんぽん」と、04(明治37)年創業の井上商店(長崎市)の鯨肉がコラボレーション。講評では「鯨の本皮らしさが出ており、独特なちゃんぽん麺とのバランスが取れている。新しい名物になる期待が持てる」とされた。
受賞商品は県庁1階や東京の県アンテナショップ日本橋長崎館などで展示される。
知事賞に長崎鯨つけちゃんぽん 県特産品新作展「新しい名物に期待」
- Published
- 2022/04/09 10:50 (JST)
- Updated
- 2022/04/11 08:38 (JST)
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