野球独立リーグ・ルートインBCリーグは9日開幕し、栃木ゴールデンブレーブス(GB)は県営球場で茨城に3-11で敗れた。開幕戦黒星は3年連続。勝利には届かなかったが、会場を埋めた3846人のファンは最後まで選手の一投一打に大きな拍手を送っていた。
球団創設6年目の栃木GBが掲げる今季のスローガンは「信念」。試合前には藪下和弘(やぶしたかずひろ)球団代表が「9月の最終戦まで精いっぱい選手たちは戦っていく。絶大な応援をよろしくお願いします」とあいさつ。チームで観戦に訪れた栃木ボーイズの吹上中1年野中尊成(のなかたける)さんは「楽しめるプレーを見せてほしい」と期待を口にした。
栃木GBは初回に幸先良く先制したが、三回に逆転を許すとその後もリードを広げられた。大差がついた中でも粘ったが及ばなかった。