【DeNA】感染者続出も対巨人2連戦へ調整 大田、石田らが合流、2軍からも多数 三浦監督「やるしかない」

巨人戦に備えて練習した横浜DeNAナインら=横浜

 横浜DeNAは11日、横浜スタジアムで練習を行った。新型コロナウイルスの感染者が続出する中、濃厚接触者の疑いで自主隔離していた大田と石田のほか、開幕戦で負傷降板し、出場選手登録から外れている東らが合流。2軍からもドラフト6位新人の梶原らが多数参加し、12日からの巨人2連戦(沖縄セルラー)に備えた。

 練習は午前8時から約2時間実施。感染防止策として引き続き、選手らはマスクを着用した上で汗を流した。投手陣は東のほか、12日に先発予定のロメロ、2年目左腕の池谷らがキャッチボールなどで調整。野手陣は内野手の伊藤裕や田中俊、外野手の梶原、蝦名らがフリー打撃で快音を響かせた。

 10日までに計11選手の感染が判明し、12日からのイースタン・リーグの西武3連戦(カーミニークフィールド)は中止が決定。2軍から選手を呼び寄せ、総動員に近い形でチーム編成する。

 オンライン取材に応じた三浦監督は、6日の阪神戦(甲子園)以来となる公式戦に向け「やるしかない。全員で頑張る」とあらためて総力戦を強調。同じくオンライン取材に応じた大田も「こういう状況になって新しいメンバーも入ってきた。コミュニケーションを取って一丸となって戦いたい」と意気込んだ。

 チームは11日午後に沖縄入りした。

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