原爆資料館の入館者数 2割回復 広島

昨年度の原爆資料館の入館者数が前の年度に比べて2割回復したことがわかりました。

原爆資料館は昨年度の入館者数が40万5987人で、前の年度より約7万7千人増加したと発表しました。

新型コロナの影響であわせて150日間休館したものの、修学旅行で多くの団体が訪れたことが入館者数の増加につながったということです。

しかし、過去最多だった2019年度と比べると約135万人少なく、開館以来過去7番目に低い数字となりました。

原爆資料館 滝川卓男館長「(まん延防止が終了し)徐々に来館者も増えてきています。コロナ禍が早く収束し、来館して被爆の実相に触れていただくことを期待している」

原爆資料館は今後も感染状況に気をつけながら、修学旅行を誘致するとしています。

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