ロジャース兄弟が揃って登板 「双子の投げ合い」はメジャー史上初

【パドレス4-2ジャイアンツ】@オラクル・パーク

パドレスは1対1の同点で迎えた5回表にオースティン・ノラの1号ソロで勝ち越しに成功。その後、2対2の同点に追いつかれたが、7回表にマニー・マチャドの内野ゴロの間に勝ち越しに成功し、9回表にはジェイク・クロネンワースがダメ押しのタイムリーを放ち、4対2でジャイアンツを破った。パドレス2番手のスティーブン・ウィルソンが今季2勝目、5番手のテイラー・ロジャースが今季3セーブ目を記録。ジャイアンツ4番手のタイラー・ロジャースが今季初黒星を喫した。

パドレス先発のニック・マルティネス(元ソフトバンク)は2回裏にマウリシオ・デュボンの犠飛で先制を許したが、5回83球を投げて被安打5、奪三振6、与四球1、失点1と上々のピッチングを披露。パドレスは4回表にジュリクソン・プロファーのタイムリー内野安打で同点に追いつき、最終的には4対2でジャイアンツに勝利した。

この試合では双子のロジャース兄弟の投げ合いが実現。開幕直前のトレードでツインズからパドレスに移籍したばかりの兄テイラーは1回無失点で今季3セーブ目をマーク。一方、30秒年下の弟タイラーは7回表に勝ち越し点を献上し、敗戦投手となった。同じ試合でプレーした双子はロジャース兄弟がメジャー史上5組目だが、ともに投手というケースは2組目。また、双子が別々のチームで同じ試合に登板したケースは今回が初めてだった。なお、試合前には弟タイラーが車で兄テイラーをホテルで拾い、仲良く球場入りしたという。

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