【新型コロナ】横浜で2人死亡1869人感染 死後に陽性判明の男性も

横浜市役所

 新型コロナウイルス感染症を巡り、横浜市は12日、新たに2人の死亡と、10歳未満~90代の男女1869人の感染が確認されたと発表した。中等症2人、軽症1840人、無症状23人で、4人の症状が分かっていない。

 市によると、亡くなった80代男性はクラスター(感染者集団)が確認されている介護老人保健施設に入所していた。5日の検査実施後に肝臓がんで死亡、翌6日に陽性が判明した。同施設ではこれまで職員7人を含む計29人の感染が確認されており、死者は2人目。

 基礎疾患のある90代女性は4日に体調が急変。入所していた高齢者施設から市内の病院に救急搬送され、検査で陽性が判明。翌5日に亡くなった。死因は調査中という。ワクチンは3回接種していた。

 新規感染者の年代別では、20代が367人で最多。30代303人、10歳未満289人、40代273人、10代268人、50代215人、60代67人、70代45人、80代27人、90代15人だった。

 新規クラスターは2件で、上白根病院(旭区)と知的障害者施設「市松風学園」(泉区)でそれぞれ発生した。

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