『あれ?どこかで見たような気が…』 古い牛のオブジェ“お引っ越し” 佐世保

市民の目を引いている、古い牛のオブジェ=佐世保市

 長崎県佐世保市の名切地区再整備事業で4月にリニューアルした中央公園のキャンプ場近くに、古い牛のオブジェが2体並んでいる。「あれ? どこかで見たような気が…」と、市民の目を引いている。
 事業担当者によると、もともとオブジェは近隣にあった市交通公園に設置され、子どもたちの遊び相手となっていた。同公園は再整備事業に伴い2019年に閉園されたが、地域の要望もあり、オブジェを移設したという。
 再整備事業では中央公園のシンボルで老朽化した「大噴水」を撤去。時代の変化に合わせ、屋内遊び場などを建設した。残った牛たちからは「また、みんなと遊べるね」と、ほっとする声が聞こえてきそう。


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