広島駅北に新病院案 高度医療を提供

広島県が進めてきた医療改革の骨子が判明しました。県病院とJR広島病院を統合し、高度な医療を提供する新しい病院を作る案が検討されています。

広島県や広島市、県医師会などで作る協議会では検討会を設置し、県の将来の医療体制について検討してきました。

関係者によりますと今回まとまった提言では、県病院とJR広島病院を統合し、広島駅北側を候補地とする新たな病院をつくる案が示されています。

病院は千床のベッドを備え、中国地方で初めてとなる小児救命救急センターも設置されるなど高度な医療を提供する病院にする構想です。

また、病院で働く医師を中山間地域に一定期間派遣するシステムを作りたいとしています。

県ではこの提言を受け新しい病院の設置について検討していく予定です。

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