好調・ロッキーズが逆転勝利 カブス・鈴木は代打で登場も申告敬遠

【カブス5-6ロッキーズ】@クアーズ・フィールド

開幕6試合で4勝2敗と好スタートを切ったロッキーズは、先発のヘルマン・マルケスが3回までに3点を先制されるなど5回途中10安打4失点でマウンドを降りたが、4回裏に一挙5点を奪い、6対5で逆転勝利。同じく開幕6試合で4勝2敗だったカブスを破った。ロッキーズ2番手のタイ・ブラックが今季初勝利(0敗)、6番手ダニエル・バードが今季3セーブ目を記録。カブス先発のマーカス・ストローマンは4回裏に崩れ、4回6安打5失点で今季初黒星(0勝)を喫した。

試合序盤はカブスが主導権を握り、2回表にアルフォンソ・リバスとラファエル・オルテガのタイムリーで2点を先制。3回表にはウィルソン・コントレラスのタイムリー二塁打でリードを3点に広げた。しかし、ロッキーズは4回裏にカブス先発のストローマンを攻め、二死2・3塁からサム・ヒリアードの2点タイムリー二塁打で1点差。さらに二死1・3塁からアラン・トレホに1号3ランが飛び出し、一気に試合をひっくり返した。

カブスも粘りを見せ、5回表一死満塁からジョナサン・ビヤーの犠飛で1点差に迫ったが、ここで代打で登場した鈴木誠也は申告敬遠。二死満塁から代打のクリント・フレイジャーがセンターフライに倒れ、追いつくことはできなかった。すると、ロッキーズは5回裏にC・J・クロンの3号ソロで1点を追加。カブスは9回表二死からビヤーとパトリック・ウィズダムの連続二塁打で1点を返したが、ロッキーズが6対5で逃げ切った。

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