きょう（月）は北海道、東海、関東の一部で雨が降り出しているが、午後は関東でも広く天気が崩れる見込み。東海は夕方にかけて、関東は夕方から今夜遅くにかけて雨脚の強まる所がありそうだ。

　湿った空気の影響などで、きょうは東日本の太平洋側を中心に雨域が広がっている。東京など関東は帰りの時間と、本降りの雨が重なる地域があり、雨が降ると気温も下がるので服装などに注意が必要だ。なお、北海道は夕方にかけて、日本海側を中心に雷雨の所がある見込み。

一部で不安定

　あす（火）は、きょうより雨の範囲が狭まり、北海道など北日本は晴れる地域が多い見込み。その他の各地も青空が広がるが、午後は上空の寒気の影響で、東日本の太平洋側で雨雲が発生する見通し。この方面は晴れ間があり気温も上がるので油断しがちだが、特に夕方以降は空模様の変化に注意が必要だ。

湿っぽく感じる地域も

　20日（水）は広く晴れて、西日本を中心に気温が上がりそうだ。東日本の太平洋側はやや雲が多く、夕方以降は山沿いでにわか雨の所がある見込み。21日（木）は北陸や北日本でも気温が高いが、南から湿った空気が流れ込み、西日本は午後から天気が崩れる見込み。22日（金）は東日本で、早い時間まで雨の降る所がありそうだ。

　その後、24日（日）は西日本で遅い時間に再び雨が降る予想で、25日（月）にかけては雨の降り方が強まる可能性がある。週末は時季外れの高温、場合によっては蒸し暑さを感じるくらいになるが、こうした気象要素が雨の強まりを促すことになりそうだ。

（気象予報士・高橋和也）