きょう午後は、東北や東日本、西日本の太平洋側で雨の降る所が多い見込み。関東など気温が高い地域でも、夕方以降は気温が急に下がり、風が冷たくなりそうだ。気温の変化が大きいため、服装や体調管理に注意が必要となる。あす4月1日（金）は、全国的にこの時季としては気温が低い見通し。
急に冷える
前線の南下に伴い、きょう午後は西・東日本の太平洋側でも、雨の降る所がある見込み。関東など昼過ぎまで晴れ間が出る地域は、夕方以降に天気が崩れることを想定しておきたい。さらに、雨に伴い一気に風が冷たくなるため、気温変化に対する準備も必要となる。東京都心の場合、昼過ぎから深夜にかけて気温が10℃以上も下がりそうだ。関東は降水域が陸地から離れる直前のあす朝に、山沿いを中心に雪がまじる可能性もある。
1日（金）日中は、太平洋側で天気が回復するが、全国的に北寄りの風が強い見込み。気温が上がりにくいこともあるが、この北風が体感温度を下げる点にも注意が必要だ。上空の寒気の影響で、北日本は北海道を中心に、局地的に雪の降り方が強まり、風雪により見通しが悪くなる可能性がある。
週末以降の天気
2日（土）は晴れる地域が多いものの、3日（日）は湿った空気の影響で、太平洋側で雲の広がる所がありそうだ。日曜日の日中は、四国から東海を中心に、雨雲が広がりやすい見込み。週明け月曜日は雨の範囲が広がり、関東でも天気が崩れる可能性がある。なお、火曜日以降は、各地で気温が高めとなりそうだ。
（気象予報士・高橋和也）
