【東京都薬剤師会】連携強化加算の要件で「都と交渉したい」/PCR等検査無料化事業募集締め切りで

【2022.04.18配信】東京都薬剤師会は4月15日に、定例記者会見を開いた。この中で永田泰造会長は、連携強化加算の要件であるPCR等検査無料化事業について、すでに募集を締め切っている東京都と交渉したい考えを示した。

今回の調剤報酬改定で新設された連携強化加算の要件に「PCR等検査無料化事業」が設けられたことについて永田会長は、「日本薬剤師会もラゲブリオの供給なども要件として認めて欲しいなどの要望を出したと聞いているが、結果的にPCR等検査無料化事業が要件になった。東京都は2月28日に事業者募集を締め切っており、体制を取るのに時間がかかっていた多くの薬局が算定できない状況になっている」との認識を示した。

その上で、今後について、「日本薬剤師会を通して、ということではなく、東京都薬剤師会として事業募集再開ができるのどうかについて、行政側と交渉をさせていただこうと思っている」と話した。

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