ガーディアンズ・ラミレスとカブス・鈴木誠也が週間MVPに選出

日本時間4月19日、開幕第2週の週間MVPが発表され、アメリカン・リーグはホセ・ラミレス(ガーディアンズ)、ナショナル・リーグは鈴木誠也(カブス)が選出された。ラミレスは昨年9月以来、自身5度目の受賞となり、ラミレス以外のガーディアンズ(インディアンス)の野手が受賞したのは2018年6月のエドウィン・エンカーナシオンが最後。一方、今季カブス入団の鈴木はもちろん初受賞であり、カブスからの選出は昨年9月のフランク・シュウィンデル以来となった。

ラミレスは6試合に出場して23打数11安打、打率.478、2二塁打、1三塁打、2本塁打、11打点、出塁率.519、長打率.913、OPS1.432の大活躍。期間中の27打席で1度も三振しなかった。日本時間4月13日のレッズ戦は5打数3安打6打点の活躍でチームの勝利に貢献。翌日の試合でも4打数3安打3打点の活躍を見せた。日本時間4月16日のジャイアンツ戦では通算1000安打を達成。開幕8試合目までに15安打、15打点を記録したが、打点が公式記録となった1920年以降、開幕からの8試合で15安打以上かつ15打点以上を記録した選手は、1977年のミッチェル・ペイジ、2019年のコディ・ベリンジャー、2021年のJ・D・マルティネスに続いて4人目となった。

鈴木は6試合に出場して17打数7安打、打率.412、2二塁打、3本塁打、5打点、出塁率.546、長打率1.059、OPS1.604の好成績をマーク。日本時間4月13日のパイレーツ戦ではメジャー移籍後初のマルチ本塁打を達成した。打点が公式記録となった1920年以降、最初の22打席以内に10打点以上を叩き出したのは球団史上初めて。また、メジャーデビューから9試合連続出塁を継続し、1打数以上の8試合ではすべて安打を記録しているが、日本人選手ではデビューから9試合連続安打をマークした2008年の岩村明憲に次ぐ記録となっている。この快進撃がどこまで続くか注目だ。

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