タコつぼ内に付いた貝殻を砕き、除去する器具を発明した長崎県西海市大瀬戸町の岳野建治さん(74)が貝殻収集を楽しんでいる。ネットや図鑑で種類を調べてケースに保管するなどコレクションは300個余り。
きっかけは約3年前、器具の使い勝手について漁師から話を聞くため漁港を訪ねた時のこと。きれいな状態の貝殻が無造作に捨てられ、その中に初めて見る色や形のものがあり、目に留まった。
コロナ禍で会えない遠方の孫らに海水と一緒に送り「喜ばれている」という岳野さん。「プチ自慢しかできないようなレベルだが、見たいという方にはお見せします」とすっかりつぼにはまった様子。
タコつぼの貝殻除去器具の発明者 岳野さんの「プチ自慢」
- Published
- 2022/04/19 12:50 (JST)
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