宇佐市 相撲ウクライナ代表受け入れへ 大分

ロシアの侵攻によって練習ができないウクライナのアスリートを支援します。宇佐市が相撲ウクライナ代表チームの合宿を受け入れることを発表しました。

4年に1度開催される相撲の世界大会に向けて、十分な稽古ができていない現地の選手に対し、合宿の場を提供するのが目的です。ウクライナはこれまでの相撲の世界大会で、何度も優勝するほどの実力を持ち、日本の大相撲でもウクライナ出身力士が活躍しています。

今回、相撲の代表チームを受け入れるにあたり、施設が整っているという点から宇佐市へ打診がありました。

受け入れ人数は、選手やスタッフを含め、最大20人程度を予定していて、現在、選手たちはウクライナ西部やスロバキアに避難しています。滞在時期については、5月中旬から下旬の予定で、期間は未定となっています。

合宿場所には宇佐市農村交流センターを提供する予定です。滞在中の費用は、県の補助金などでまかなう方針と

なっています。

受け入れに関し宇佐市長は、「打診を受けた際は、とまどいもあったが、少しでも何かお手伝いできれば」と話しています。

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