きょう23日は地ビールの日 関東から西は夏日続出でビール日和 沖縄~九州は雷雨注意

 きょう23日(土)も関東から東海を中心に晴れて、最高気温は25℃以上の夏日になる所が多い予想。特に関東の内陸では30℃近くまで上がって、思わず大人は水分とともにビールが飲みたくなるような暑さになりそうだ。

関東から東海は昼間晴れて30℃近くの所も

 きのう22日(金)の最高気温は、桐生(群馬県)で29.7℃、佐野(栃木県)で28.8℃、甲府、前橋、熊谷(埼玉県)は28.3℃など関東を中心に30℃近くまで上がった。関東から東海では、きょう23日(土)も高気圧に覆われて日中は晴れる所が多い見込み。引き続き気温は平年より高くなり、25℃以上の所が多く30℃近くまで上がる所もありそうだ。西日本でも晴れ間の出る所では25℃を超える所がある見通し。

◆23日(土)の予想最高気温※沖縄を除く
 29℃ 熊谷(埼玉県)、甲府
 28℃ 前橋、秩父(埼玉県)、静岡
 27℃ 宇都宮、さいたま、三島(静岡県) など
 26℃ 小田原(神奈川県)、浜松、京都 など
 25℃ 東京、水戸、横浜 など

きょう4月23日は地ビールの日

 毎年4月23日は「地ビールの日」とされている。1999年に日本地ビール協会を中心とする地ビールの日選考委員会にて定められ、ドイツのビール純粋令が施行された日でドイツではビールの日にもなっているそうだ。
 ビールの売り上げと気温には相関関係があるとされ、一般的に25℃以上の夏日になるとビールが売れ始めると言われている。まさにきょう23日(土)は、関東から西では水分とともに大人はビールが飲みたくなる暑さとなりそうだ。
 ※熱中症対策にアルコールは適さないため飲み方には注意が必要。

沖縄から九州南部では強まる雨や雷雨に注意

 昼間晴れる関東や東海とは対照的に、前線が停滞する影響で沖縄から西日本の太平洋側では雲が広がりやすく、沖縄から九州は雨脚が強まって雷を伴う所もある見通し。急な強い雨や、落雷などに注意が必要。
  また、昼間晴れる関東でも夕方以降はにわか雨の可能性はあるため、外出する際は折り畳み傘を持ったり、洗濯物の外干しは空模様の変化に気をつけた方がよさそうだ。
 今は雨の降っている北陸や東北南部では次第に雨はやみ、北陸から北日本では午後は晴れ間が戻る見込み。

(気象予報士・鈴木悠)

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