ウクライナ避難民、みんなで支援 藤沢市が政策パッケージ

ウクライナ避難民の支援策を発表する鈴木市長=藤沢市役所

 ウクライナ避難民を総合的に支援しようと、神奈川県藤沢市は22日、生活全般を支える政策パッケージを発表した。住居や医療のほか、日本語の習得なども含め、市と市社会福祉協議会、藤沢商工会議所、市医師会、市観光協会が幅広く連携し“オール藤沢”で取り組む。

 4世帯6人に対する支援を想定し、関連事業費を計上した一般会計補正予算約820万円を同日専決処分した。市は総合的な支援策を「Harmony」と名付け、生活サポートと避難民に対する理解、支援の呼びかけを柱に据えた。市によると、市内在住のウクライナ人から親族を受け入れたいという相談が数件寄せられているという。

© 株式会社神奈川新聞社