エンゼルスが辛くも被スイープ回避 大谷翔平は4打数2安打1四球

【オリオールズ6-7エンゼルス】@エンゼル・スタジアム

エンゼルスは初回に6点を先制しながらもオリオールズに追いつかれたが、7回裏にテイラー・ウォードの押し出し四球で勝ち越しに成功。このリードを5番手のジミー・ハーゲットと6番手のアーチー・ブラッドリーが守り抜き、7対6で勝利してオリオールズ3連戦の被スイープを回避した。エンゼルス4番手のオースティン・ウォーレンが今季2勝目(0敗)、ブラッドリーが今季初セーブをマーク。オリオールズ4番手のマイク・バウマンに今季2敗目(1勝)が記録された。

エンゼルスは1回裏にジャレッド・ウォルシュの2点タイムリーとジョー・アデルの3号グランドスラムで大量6点を先制。ところが、その後はなかなか追加点を奪えず、3回表にトレイ・マンシーニの1号3ランで3点差に詰め寄られると、7回表にはライアン・マウントキャッスルのタイムリーとオースティン・ヘイズの1号2ランで6対6の同点に追いつかれた。しかし、7回裏に大谷翔平のヒットから一死満塁のチャンスを作り、ウォードの押し出し四球で勝ち越し。このリードをリリーフ陣がなんとか守り抜いた。

定位置の「1番・DH」でスタメン出場した大谷は1回裏の第1打席で四球を選び、ウォルシュのタイムリーで先制のホームイン。1回裏に再び回ってきた第2打席はサードゴロに倒れた。4回裏の第3打席は二塁クリス・オーウィングスのエラーで出塁(このあと盗塁死)し、7回裏の第4打席は3試合ぶりのヒットを放ってチャンスメイク。その後、ウォードの押し出し四球で7点目のホームを踏んだ。8回裏の第5打席でもヒットを放ち、今季4度目のマルチ安打を記録。5打席中4打席で出塁してリードオフマンの役割を果たし、4打数2安打で今季の打率は.224、OPSは.691となった。

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